2022年2月11日金曜日

【AfterTalk】少子化対策支援員となった母 ~佐藤綾子 編~

 完全に誰得企画ですが、自作品の振り返りです。今回は母NTR短編である『少子化対策支援員となった母 ~佐藤綾子 編~』を振り返ります。


 この作品は、これまでの少子化対策系シリーズよりも『通い妻』感が出せたら良いなという部分を押し出した感じになります。従来のものではパートナーとしての結びつきという部分を重視し、ペアリングをどちらかというと表に出した作風でしたが(作者的には)、今作ではそういった『恋人』的な部分を飛び越えて、『通い妻』のような役割をヒロインが担う形を意識しました。結果、間男の家に通ってお世話し、子作りまで……という作品になりました。
(影響という点では、AVの『レンタル熟女のお仕事』シリーズの雰囲気が結構出ているかな? と思います。好みが分かれそうですし、サンプルだと全くどんな作品かわからないのでオススメしにくいのが難点……)

 さて、作品の中身に話を戻しますか。

 ヒロインの佐藤綾子は48歳。夫と離婚し、女手ひとつで息子を育てたお母さん。作中で触れるのを忘れた設定ですが、夫の浮気が原因で離婚しており、慰謝料と養育費をたっぷり回収しているので、お金の面に関してはそれほど不自由していません(パートには出ています)。
 息子は明確に設定していませんが、高校から大学あたりの年代だと思っていただければ。照れ屋なところがありますが母親思いで母親が大好きな息子です。表に出しませんが。
 今作の間男、マナベ・タクト(真鍋拓人)はちょっとズボラな20代後半の男性。趣味で作ったアプリがヒットしてそこそこ稼いでいるものの、本人に格好つけようとか金持ちアピールがしたいという気持ちがないので、パッと見は冴えないフリーターといった風貌。女性に興味があるものの、それまで関わってきた女性に対して苦手意識があり、生殖機能優良な男性、『特別保護男性』に認定されるも「どんな女性を宛がわれるのだろうか……」と、恐怖心に近いモノを抱いています。が、やってきた綾子さんを見て一目惚れ。政府から「どうですか? 何か不都合はありませんか?」と尋ねられ、「絶対に綾子さんを外さないでください!」と強く主張しています。

 綾子さんは夫以外とはしたことがなく、離婚後は熟れた身体を持て余す日々でした。それに不満はありませんが、ふとした瞬間に寂しさや虚しさを感じることも。そんな中、子育ても一段落というタイミングで少子化対策支援員に選ばれ、真鍋担当になりました。
 綾子さんは性に対する忌避感のようなものはなく、奥手というわけではありませんが前面に性アピールをするような人でもありません。なので、支援員として講習を受けている間、そして初めて真鍋の部屋に向かう際は気恥ずかしさが強かった、という設定(作品内で書け)。
 真鍋との初性交渉は童貞だった真鍋が多少失敗するも、母性本能をくすぐられた綾子さんがリードして温かい気持ちで終わっています。その後、ふたりで(主に真鍋が調べた)体位を色々と試したり、前戯にも色々挑戦したりして互いの経験値を上げていきます。息子が作中で見ていた映像は、その辺りのものですね。互いに打ち解けて、綾子さんはまだ否定するもののラブラブにしか見えない、といった状態です。もちろん、その間ずっと子作りのための性交渉を重ねています。

 最後はしっかりと役割を全うし、妊娠END。そして、個人的に身も心も結ばれてくれた方が息子として最高に辛いので、『婚姻希望』制度を導入しました。公式な書類に母が間男と添い遂げるのを良しとする旨を記載しているのって、婚姻届がまさにそうですがちょっと別の形でやってみました。可不可に丸をつける、ってラフな感じなのに政府の公的な書類、というザックリとした感じも良いのでは? という個人的な見解です。

 今作では母NTRとして自分が大事にしたい要素、寝取られていく過程を覗き見するというのと、妊娠と結婚を描写しました。出産、育児までいけば完璧ですが……まあ、短編としてはこれが区切りとして良いかな、と。
 世界観設定としてはお気に入りなので、この後にも新作として投稿されていますが『少子化対策支援員となった母』シリーズは気まぐれに続けていけたらなと思っています。

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