2019年9月1日日曜日

相原の執筆の仕方

 誰得なんですけれども。相原が執筆においてどうやっているかを書いてみようかと。
 書きたいけど、どうすれば?? なんて人の参考になったら良いな、程度で。

(そこで書き始められない人は書けない、なんてハードな現実はとりあえず置いておきましょう)


・書きたいネタをとりあえずメモしておく

 はぁ? と思われそうな気もしますが、これ大事です。ふとした瞬間に思いついたアイデアが意外とイケそう! ってなっても、メモしないと記憶の彼方に……。
 あと、全然繋がらなさそうなアイデアが、並べてみると意外と繋がったりして。そういうのを重ねるうちに、作品のベースが出来上がることもあります。


・物語の始まりと終わりをとりあえず考えてみる

 プロットというものがありますが、詳細に決められるなら決めた方が良いです。……が、そういうのもなかなか組めない、書けない時はとりあえず『始まり』と『終わり』を決めておきます。すると、どういう風に道筋をつければ良いのかを考えることになり、自然と(?)物語が出来ていきます。
 でも、プロットを組めるなら組んだ方が良いです。設計図があれば迷わない(たぶん)。
(※プロットについては詳しく書いているサイトも多いでしょうから、お調べください)


・方針(物語)が定まったら、書く。とにかく書く!

 書けないんだよね~、という場合、自分が思うに大きく分けるとふたつのパターンがある気がします。『書き出しからわからない(書けない)』のと、『書き切れない』のふたつ。前者は前の項目でプロットもしくは道筋を作っておけば、あとは表現の問題。後者はたぶん、結末へのイメージが弱すぎて道筋が見えないのとモチベーション、かな?
 道筋が出来ていれば、なんとか書けるものです(たぶん)。書き出して、最後まで書けないなら、それは結末とそこへ至る道筋が弱い(作り込み、考えが足りていない)のかな、と。それが出来ていれば、とりあえずは書けるのではないかと。
 表現が気に入らないとか、不安だとか……そういうのは置いておいて、まずは書いてみましょう。直すのは後から出来ますし、一度形にした方が経験上は直しやすいです。


・クオリティに悩むのは書き終わってから!

 前項に重なりますが、「ここの表現がおかしい」、「ここをもっと上手く表現したい」なんて悩みは、書き終えてからにしましょう。じゃないと、いつまでも完成しません。未完の傑作よりも完成した駄作の方が、自分は評価されるべきだと思います。だって、未完成の作品なんて、通常は読者は読めませんから。読めない作品を評価なんて出来ませんよね?
 書き上げたものを最初から最後まで読んで、気になる部分を修正していけば良いんです。それで読み直して、また手を加えて。ある程度の妥協が必要なこともありますが(いつまでも真の完成が訪れなくなるので)、そうして積み重ねていけば、自分の作品というものが書けるものです。

 ちなみに、恥ずかしながら自分は一度公開してから、加筆修正版を何度か差し替えています。読んでもらって、感想の指摘で気が付くこともあるものです。
(それ以前のお話の場合もありますが……)


 と、参考になるかわかりませんが、相原の執筆はそんな感じでやっています。よく言われることですが、とにかく一度完成させる、それが大事だと思います。もちろん、それが難しいケースもあるでしょう。それでも、やらないで諦めたりするより、足掻いて形にすれば……意外となんとかなったりするものです。

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